6月8日(木)~11日(日)の3泊4日、平野先生と一緒に沖縄に行ってきました。誤解のないように申し上げますが、二人きりではありません。東京東部地域の労働組合や市民団体などでつくる「沖縄の闘いに連帯する東京東部集会実行委員会」の呼びかけで、総勢12名(平野先生のおつれあい様も一緒です)で行ってきました。
辺野古の新基地建設に反対する沖縄現地の座り込みに参加したり、抗議船に乗って声を上げたり、高江のヘリパット工事を監視する人々の話を聞いたり等々。実際に現地に行くと、いかに広範囲に辺野古の海を基地として抑えようとしているのかがよくわかりますし(平野先生談)、基地問題があることによって破壊されてきた沖縄の人々の姿、生の声を聴くこともできまして、本土ではなかなか得られない大切なことを知ることができたと思います。工事関係車両が出入りするゲート前の座り込みでは、沖縄県警の機動隊員・・・沖縄の歴史や現状をすべて知り、それを背負った上で立っている沖縄の若い青年たちによってゴボウ抜きにされるという構図がありました。複雑に現れる、沖縄差別の上に立つ本土の自分の至らなさに、くやしくて涙と鼻水が止まりませんでした。
平野先生は、今回が生まれて初めての沖縄だったようです。そして初めての沖縄でゴボウ抜きをされていました。柔道家としての自己表現をなさってしまったらどうしようかと心配しながら後ろで見守っておりましたが、ケガも何ごとも無く、ホッ。
安倍政権がようやく支持率を下げてきてはいますが、危険きわまりないオスプレイまでもが日常的に飛びかい、基地によって沖縄の人たちが苦しめられている現状に変わりはなく、今後とも自分の住んでいる地域で、そして機会があればまた沖縄で、平和を求める沖縄の声と結びつく活動を続けていきたいと思います。
きっと平野先生も、今後、よりいっそう沖縄に関わり続けられると思います。