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最近公園を歩いている人をよく見かけますが、そんな人達を横目で見ながら「歩くだけで楽しいのかなあ?」と自転車派の私はいつも思っていました。そんな私が何を思ったのか、ある日あまりの天気の良さにフラフラと散歩に出かけたのです。 わが町南千住は、マンション建設に伴い隅田川沿いに東京ドーム8個分の都立公園が完成しつつあります。歩いてみると素晴らしい公園で、気持ち良く、あっという間に一時間が過ぎてしまったのです。水辺を行き交う舟を眺め、飛んでいるカモメや鴨などの水鳥を見ながら歩いていると心が清々します。 一説にはウオーキングのような酸素を多く必要とする有酸素運動を続けていると、脳の血液中に『ベータエンドルフィン』という物質が増えるそうです。一般に『ランナーズ・ハイ』と呼ばれる、ジョギング愛好者が走っている時に感じる清々しい高揚感があるそうで、これは『ベータエンドルフィン』が原因となって起こり、ウオーキング中もハイな気分を感じることが出来るらしいのです。なるほどと思いつつ、とにかく何だか天気が良いと歩きたくなるのです。 今は週3日ほど歩いていますが、水を見ていると、スイミング大好きな私はとても落ち着き、前世は人魚(キレイ)か、マンボウ(かわいい)か?どちらかは意見は分かれるところですが……。 とにかくウオーキングは健康にも精神的にもとても良いので『ひまわり通信』をお読みの方は是非、天気の日に近所の公園を歩くことをお勧めします。きっとあなたのブームになること請け合いです!! ベータエンドルフィンって何のこと? 私たちが生まれてから獲得した体の抵抗力を「自然治癒力」と呼び、病気を引き起こす外敵から体を守る働きが「免疫機能」です。 この機能が衰えると、普段なら感染しないような細菌やウィルスに感染したり、疲労がたまりやすくなったり、不眠、ストレス、血圧異常、冷え性、肌荒れ、精力減退、老化、ガンにかかりやすくなると言われています。 この免疫機能で重要な働きをしているのは免疫細胞のT細胞やB細胞であり、さらにガン細胞を殺す働きのあるNK細胞といわれるものですが、これらの免疫細胞を増殖したり活性化するのがβ(ベータ)エンドルフィンなのです。 |